浮世絵学04/青樓絵本・年中行事 1804(享和4)/哥麿(画)一九(文)/吉原青樓絵本・年中行事 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/97606
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1982-04-29現在(2024-04-06更新)

浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人)

*学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 

日本最古の浮世絵専門店

1803葵衛(齋藤秋圃)/葵氏艶譜


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G浮世絵学00 御案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)  Guide

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R浮世絵学00/複製・復刻 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/88211

 

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V浮世絵学 ミニ動画     Mini-film, about 5 minutes 

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*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/edit-comments.php

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1,371項目であろうか。一所(浮世絵学)懸命、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

2022 SAKAI, gankow   酒井雁高

 

2018 SAKAI gankow

 

2020 SAKAI kunio

 

 
*ファックス、使えません。
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1804(享和4)/哥麿(画)一九(文)/青樓絵本・年中行事、上總屋
*外題は不統一であるが、扉の「青樓絵本・年中行事
*春信/繪本・青樓美人合を捩(もじ)ったか
一九は吉原大全を下敷きに文章を描いている。
1768(明和5)春信(画) 酔郷散人(澤田東江)(著)/吉原大全 全5
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*1975(昭和50)解説(鈴木重三)、吉原(向井信夫)、翻刻(岩田秀行)、実業之日本社
解説などは良いが、当時の瀟洒で、洒落た色彩感覚とは、かなり違う色合いか
しかし哥麿の絵であるから、敢て転載する。
国書データ、板元が記載されていない。これは書誌として完結していない。
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豊國(1769-1825)(57)
*1802(享和2)絵本時世粧、和泉屋   30.5x21.2(複製本)大本  *いまようすがた  *原本は半紙本(22.5x15.8)か
*1802(享和2)豊國/絵本時世粧 乾坤 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)
 
豊廣(1765-1829)(65)
*1804(享和4)絵本東わらは、和泉屋  30.5x21.2(複製本)大本  *原本は半紙本(22.5x15.8)か
1804(享和4)豊廣(1765-1829)(65)/絵本東わらハ_上下 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/97695
 

蔦重(1750-1797)

哥麿(1750s-1806)
*1804(享和4)青樓絵本・年中行事、上總屋  22.5x15.8 半紙本  *本書は、豊國、豊廣の絵本を参照している
一九(1765-1831)
 
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1804(享和4)/哥麿(画)一九(文)/青樓絵本・年中行事、実業之日本社 
日本浮世絵博物館は、原本、何種類か、所蔵しているが、いま手元にないので、複製本を掲載する
 
 
 
青樓繪本・年中行事 全部二巻
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曲中年中行事 序
 
 
 
千首樓識 *堅丸 *地形堂堅丸とは別の人
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青樓年中行事 
   凡例
 
東都逸民 十返舎一九戲編  *凡例
 
上之巻 書目(および圖) *実際の画像との食い違いがある
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下之巻 書目
 
(雁註)それぞれ書目があるが、画像のないものもあり、作者と絵師の意志齟齬(そご)があったことが解る。
作者・一九は続編を予告しているが、絵師の同意を得ていない。両者に、かなりの食い違いがある。作者・一九が、絵本は絵師が主で、作者が従であることを理解していない。
 
仲の町年礼之圖
 
夜具舗初之圖
 
新造出しの圖
 
曲中太神楽圖
 
夜見世(マジリハンマガキ)の図
 
 
仲の町花盛之図
 
 
内覧はな見之圖
 
藝者ひろめの図
 
燈籠之圖
 
 
仁和嘉之図
 
仲の街年礼之記
 
 
 
新造出し并か祢付の記
 
 
 
 
夜具鋪初之記
 
夜舗(よミせ)之記 附見立之辨
 
 
 
 
中之町 佐久良(さくら)之記
 
文月之記
 
 
 
 
 
 
八朔之圖
 
 
良夜之圖
 
初會之圖
 
 
狎客之坐舗
 
居續之坐舗
 
 
後朝きぬぎぬの圖
 
 
倡家の法式
 
 
餅つきの圖
 
倡舗張付細工圖
 
 
八朔之記
 
 
月見之記
 
初會之坐鋪
 
 
 
居續之座舗
 
 
 
倡家の法則
 
 
狎客(いろきや)
 
 
 
 
 
(雁註)後編の予告が出ているが、未刊。絵師が応じなければ、絵本は成立しない。哥麿の絵本は殆ど、蔦屋である。しかし、本書は上総屋。一九が先導したか。
 
 
 
 
 
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向井信夫(1916-1993) 専修大学に蔵書が保管されている
*1803(享和3秋)の吉原細見を提示している。これは大籬(おおまがき)、半籬交じりの妓楼などがある。
 
 
鈴木重三(1919- 2010)合巻、歌舞妓、浮世絵の研究
岩田秀行(1949-  )跡見学園
 
1975当時、このオフセット印刷の複製があることを知らなかった。
しかも、原画の微妙な色合いが復原されていない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(雁註)考
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

何か御気付きの点があれば、御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator 浮世絵鑑定家

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酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員 *浮世絵鑑定家  Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前)

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