浮世絵学04/(國貞、國芳、豊國3)版下画稿A(未刊行)49点 旧・林忠正所蔵、酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/94962
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1982-04-29現在(2022-12-13更新)

浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人)

*学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 

日本最古の浮世絵専門店

1803葵衛(齋藤秋圃)/葵氏艶譜


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G浮世絵学00 御案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)  Guide

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R浮世絵学00/複製・復刻 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/88211

 

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V浮世絵学 ミニ動画     Mini-film, about 5 minutes 

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*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/edit-comments.php

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1,227項目であろうか。一所(浮世絵学)懸命、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

2022 SAKAI, gankow   酒井雁高

 

2018 SAKAI gankow

 

2020 SAKAI kunio

 

 
*ファックス、使えません。
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(國貞、國芳、豊國3)版下画稿B(未刊行)41点 旧・林忠正所蔵、筆耕が絵師の裏方 
・改印を受け、刊行直前で、未刊行となった作品もある。
・私の祖父・酒井庄吉(1878-1942)が、旧・林忠正(1853-1906)所蔵品を譲渡された。
・(絵師)これらの版下画稿は、薄美濃紙(うすみのがみ)に描かれている。
・薄美濃紙は裏表が解り難いほど薄い。墨で描かれている紙面が表である。
・何かの理由で未刊行のまま、画稿が遺った。絵師の絵筆(えふで)の息遣いを感じることが出来る。
・構図など、納得のいかない部分に丁寧に紙片を添付し、補修している。
・(絵師)版下絵は、絵師の筆致がそのまま表われている、もっとも大事な作品である。
・版画で彫られた均一な調子と違い、線描の肥叟(ひそう)を感じることが出来る。
・絵師の筆遣(ふでづか)い、そのまま濃淡、強弱を表している。
 
・(筆耕)重要なことは、絵師の助手として、筆耕が活躍していることが見てとれる。
・絵師は全体の構図などを線描で、素早く描く。*線描は英語に訳す場合、drawing が良いだろう。
・つまり、詞書はむろんのこと、背景の景色の樹木、屋内の調度品、人物の着物の文様などは描いていない。
・筆耕が、これらを描くのである。筆耕が総て描き終えれば、版下は完成したことになる。
・女性の顔に、薄紅を施している。髪飾り、半襟なども紅が塗られている。
 
・(彫師)版下が完成すると、彫師は裏返しにして、丁寧に板木に貼り付ける。失敗は許されない。
・彫師の親方が、主版(おもはん)、基本となる輪郭線を彫る。最も難しい技術が要求される
・その後、校合摺(きょうごうずり)を造り、色板を必要な枚数だけ造る。
・彫師の弟子が、色板を手分けして摺っていく。完全な分業である。
・親方が色板まで彫っていては時間が掛かり過ぎる
 
・(摺師)墨板から順序好く、色板を摺りあげていく。
・日一杯(ひいっぱい)、つまり一日、一版(同じ色板で)を200枚ほど、仕上げる。
・色の数だけ日数、手間が掛かる。
・むろん生紙(きがみ)では摺れないので、予め、湿して置き、前箱に入れ、一定の状態に保つ。
 
*A01-03 欠番
 
ナA04_1c1f花魁、着物をきる花魁の身体、骨格が着物の中に確りと描かれている。
やはり浮世絵師は、大した画技を持っている。
 
アA05_1f美人、桜吹雪 美人、桜吹雪の描写、素晴らしい
 
 
アA06_2f、二美人、舟着き
 
 
 
アA07_1f美人、片足で、樽に腰掛ける。伝法肌の女性
 
 
アA08_1f、美人、さかなや
 
 
アA09_1f美人、灯心を調節
 
 
 
アA10_2f、美人と老婆
 
 
アA11_1f1m医師、美人を診断
 
 
ナA12_1f美人、馬の振分け荷に乗る
 
 
 
アA13_1c1f少女、三味線の稽古
 
 
 
ナA14_1f1m門松、婦人と供男
 
 
 
アA15_2f三味線女藝人
 
 
アA16_1f美人、船着き桟橋に乗る
 
 
 
アA17_2f美人、回廊を歩く
 
 
アA18_1f美人、化粧
 
 
 
アA19_2f肩を揉む
 
 
アA20_1f美人、柱に寄り掛かる、ねこ
 
 
ナA21_2f踊り、三味線
 
ナA22_1fc1f禿、藝者、羽子板
 
 
アA23 小鼓方、女性を驚かす
 
 
ナA24_1c1f赤子、水藝を喜ぶ
 
 
アA25_1f遊女、酒を飲む
 
 
アA26_1f1m御殿女中、凧の男
 
 
アA27_1f美人、着物に更に重着をする
 
 
ナA28_2f美人、土器(かわらけ)投げ
 
 
アA29_1f美人、里芋を剥く
 
 
アA30_2f美人、木の下で、雨宿り
 
 
アA31_1c2f母、赤子を受け取る
 
 
ナA32_2f美人、万華鏡(遠眼鏡?)を見る
 
 
アA33_1f1m幇間(たいこもち)、美人の三味線
 
 
アA34_1f藝者、額に手、長火鉢
 
 
アA35_2f二美人、提灯、
 
 
 
アA36_1f魚の振分け桶
 
 
ナA37_1f4m、美人を担ぎあげる
 
 
 
ナA38_1c2f子供の節句
 
 
ナA39_1c1f七夕
 
 
アA40_f1女占い師(易者)
 
 
アA41_2f美人、海岸、鰈(かれい)
 
 
アA42_1f奥方、箱ものを見る
 
 
A43_2f美人、小箱を差し出す
 
 
A44_1f美人、床に臥し起き上がる
 
 
A45_2f旅の二女、宿に着き、足を洗う
 
 
 
A46_1f美人、花札(はなふだ)
 
 
A47_2f、二美人、遊山、酒を注ぐ、焚き火
 
 
A48_1f美人、樽の水を、水鉢に注ぐ
 
 
49_1f美人、蛤を剥くA
 
 
A50_1f美人、背中に魚を背負う
 
 
A51_1f女性、井戸水を汲む
 
 
A52_1f美人、胸元に櫛
 
 
A53_2f御殿女中、腰元に戯れる
 
 
 


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