浮世絵学04/吉原細見 1996八木敬一 (1927-2001) +丹羽謙治(1960s- )/吉原細見年表(編年)、青裳堂書店 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/1548
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1982-04-29現在(2024-10-26更新)

浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人)

*学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 

日本最古の浮世絵専門店

1803葵衛(齋藤秋圃)/葵氏艶譜


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————————————————————————————————————–G浮世絵学00 御案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)  Guide

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R浮世絵学00/複製・復刻 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) Copy and Handmade reproduction 

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*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/edit-comments.php

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1,398項目であろうか。一所(浮世絵学)懸命、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

————————————————————————————————————–日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

2022 SAKAI, gankow   酒井雁高

 

2018 SAKAI gankow

 

2020 SAKAI kunio

 

 
*ファックス、使えません。

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2020-07-13現在(2024-10-26更新)

吉原細見は、現在、貴重書である。ある図書館に一冊だけ確認される冊子もある。1690s元禄、1720s享保期の初期吉原細見は、絵図と称した大々版で、廓(くるわ)の人々の生活が息づいている。

幸い、天理に貴重な吉原細見・絵図があるので、これを掲載する。

また末尾に、吉原遊廓、吉原関連、これらのサイトも閲覧できるようにした。

1684(天和4=貞享1)繪入・大畫圖 表紙20x13 cm

 

79x116 cm

大門(おおもん)を下に、五丁が展開されている。

 

とうふや、酒屋 下段に遊女の格付け

太夫: 三人  *三人のみが太夫

格子:五拾七人 

局・五寸 三寸:四百拾八人 

讚茶:一千余人 

次女郎:千三百余人 

1658萬治元(明暦4)・戊戌年 此新吉原 初ル 

1665寛文五・己巳年 山茶 初ル 

1684天和四(貞享1)・癸亥年 西岸 初ル 

絵図は、生活の匂いが感じられ、細部を読み込む必要がある

 

絵図の左に、吉原遊廓へ

・舟で出掛ける場合、隅田川を北上、聖天(しょうでん)から、日本堤。

・歩く場合、浅草ばし、駒形堂(こまんどう)、山のしゅく、日本堤、五拾間道、吉原遊廓

 

 

1693(元禄6)新吉原細見之圖 表紙17x10 cm

 

65x120 cm

大門口(おおもんぐち) 絵図の下に配置

左に角町(すみちょう)の詳細絵図、右に吉原遊廓の全体、下が大門口になっている。

 

 

左に、二本つゝミ ゑもん坂 五拾間道

 

角町(すみちょう)の詳細な妓楼絵図

 

右に、五拾間道から大門口、左に、詳細な角町(すみちょう)の妓楼名

 

 

1707(寶永4)武江新吉原町図 

表紙20x10.5 cm

 

 

圖工 石川流宣(とものぶ) 本屋一兵衛板 

63x78 cm 

浮世絵師が描いている。流宣は、日本地図も作図している。

これは、かなり正確な情報であると思う。

 

 

 

1716(正徳6=享保1)新改・吉原細見花車 

表紙20 x 14 cm 

 

 

大門口の下に、五十間道、ゑもん坂の付図 

72x92 cm

 

右下に、相(合)もんの志るし 太夫、かうし さんちや うめちや つほね なミ □□

 

・吉原細見・絵図は、その後、懐中用に小さい横本となる。

・1780s天明期以降、蔦屋重三郎が吉原細見を独占的に刊行する。

・一般に春秋、つまり一月、七月の二回、出版された。

・重三郎は、自分が実際に吉原へ出掛けたかのように、便利に妓楼の位置を「睨(にら)み合い」として出版し、大当たりをとった。

・妓楼の遊女は、何人もいて、しかも襲名するので、同名でも遊女を特定するのは難しい。

◯1996八木敬一+丹羽謙治/吉原細見年表/日本書誌学大系72、青裳堂書店 427pp

吉原細見は、各図書館など所蔵による記録である。

江戸初期の吉原細見は絵図と称して、地図のように大きなもの、その後、手持ちに便利なようになる。

特に横本は吉原細見という名前ではなく、洒落た名前で、序文も喜三二、蜀山人などが書いている。

花咲一男先生(近世文学会)が、和綴じの多くの複製本を作っていて便利である。

1996八木敬一+丹羽謙治/吉原細見年表、青裳堂書店 

高額な書籍なので、DBとして文字を入力。誰でも全体を確認できるようにした。

2024-05-25吉原細見/総目録_編年順_1156項目

★1996八木+丹羽/吉原細見年表_1698項目+_原本順

★1996八木+丹羽/吉原細見年表_外題五十音順_998項目+

*吉原細見、初期は大きな絵図、その後、横本、そして単なる名寄せとなる

★1996八木+丹羽/吉原細見年表_西暦順+_998項目

2018吉原細見/総目録_1,698項


(2014.01.22現在、酒井雁高・識)(2024-06-03更新)

1996八木+丹羽/吉原細見年表_西暦順+_998項目

001 貞享 1680s 芳原細見圖 するかや市兵衛 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-001

002 元禄2 1689.05 繪入・大畫圖 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-002

003 元禄3 1690.00 新改さいけん・名寄評判 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-003

004 元禄4 1691 新吉原細見之圖 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-004

006 元禄 1691 新吉原細見之圖 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-006

007 元禄14 1701 吾妻里 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-007

008 元禄14 1701 けいせい色三味線 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-008

009 元禄15 1702 女郎なよせ 1996八木・丹羽/吉原細見年表005-009

010 寶永四年 1707.01 武江新吉原圖 1996八木・丹羽/吉原細見年表401-63a

(以下、略)


浮世絵学04/1648(慶安1)師宣/吉原戀乃道引 外題(吉原戀乃道引)デジタル *全頁を影印で掲載 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/28898

浮世絵学04/外題(吉原関連書目)(文化、風俗)(reference books of Yoshiwara, pleasure district) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/462

浮世絵学04/1936(昭和11)渋井清/吉原本 編年順 1442点  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/1538

浮世絵学02/1912朝倉無聲/武江年表ほか 刊年(吉原年表)412項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/1545

浮世絵学04/外題(吉原遊廓)DB データベース 吉原関連書目、吉原本、吉原細見ほか 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/15893

浮世絵学01/落款(つたや)蔦屋重三郎(1750-1797)(48) 吉原細見、蔦屋重三郎版:238項目。春(01)秋(07)、年二回、発行。酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/102270

*1780s天明、蔦屋は吉原細見をほぼ独占して販売するようになり、版元として大きな資本を持つようになった。

浮世絵学04/外題(絵入狂歌本*)狂歌書目* 歌麿、北齋ほか 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/30208

X浮世絵学1802(享和2)三馬(1776-1822)(47)/稗史億説年代記(くさぞうし おくせつ ねんだいき)62項目  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/77974 

浮世絵学/大吉原展 2024東京藝術大学大学美術館、232点の一枚絵、版本、肉筆 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/105043

浮世絵学04/青樓絵本・年中行事 1804(享和4)/哥麿(画)一九(文)/吉原青樓絵本・年中行事 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/97606

浮世絵学04/外題(吉原遊廓)関連書目 酒井雁高 浮世絵・酒井好古堂

http://www.ukiyo-e.co.jp/23309

浮世絵学04/外題(吉原参考書目) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)  

http://www.ukiyo-e.co.jp/5784

浮世絵学06/内題(吉原語彙)2014吉原語彙 五十音順 6645項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/1542

浮世絵学04/新吉原双六(しんよしわらすごろく)大1 墨摺 川口([商標]上+山形) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/80592 

浮世絵学04/甘露梅(かんろばい)吉原仲之町の名物 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/95184

*その他、[浮世絵学 吉原] [浮世絵学 ○○] 検索して下さい。 

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator SAKAI_gankow,  curator,  professional adviser of ukiyo-e

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文化藝術懇話会  浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14

電話03-3591-4678 

 



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